自治医科大学 分子病態研究部 - 生体分子イメージング手法を組み入れた生活習慣病(肥満・糖尿病・血栓止血領域等)を対象とした基礎研究部門

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分子病態治療研究センター

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生体分子イメージング

生活習慣病、たとえば血栓症、腫瘍やメタボリックシンドロームでは、血流や血管機能といった生体内のダイナミックな変化、 組織学的変化に先行する初期の炎症性変化を捉えることが可能な生体分子イメージング技術は非常に有用です。従来の生体内観察では、透過光による観察が容易な腸間膜の微小循環を用いた研究が主に行なわれてきましたが、近年の光学観察系・蛍光プローブの開発により、蛍光物質をトレーサーとして、透過光観察が不可能な厚みを有する実質臓器の血流・細胞動態観察も可能となっています。

観察システムは西村智が開発したもので、独自性が高いだけでなく、時間・空間解像度は従来の in vivo イメージング手法をはるかに凌駕しています。マルチカラーイメージングでは、生体内で複数の細胞種を染め分けて同定するとともに、機能プローブを組み合わせ、形態と機能の同時観察が可能です。(図1参照)

骨格筋

骨格筋

腸管

腸管

白色脂肪組織

白色脂肪組織

腎臓

腎臓

大腿動脈

大腿動脈

末梢血管

末梢血管

CAG-eGFP
Dextran
Hoechst

図1 「in vivoイメージング」でみる代謝組織・血管
「生体分子イメージング」では手に取るように末梢臓器や血管における生体内の各種細胞の動きが分かります。
実験手法詳細については本文中参照。CAG-eGFPマウスに、texas Red DextranとHoechstを投与しています。